滞在期間を決める
豊富温泉に行く決心はついたものの、なかなか決められなかったのが滞在期間です。
滞在期間が決まらないとホテルの予約もできないし、航空券の手配もできません。
いろいろなサイトを見ていると多くが最低三週間を推奨していました。
三週間って結構長い…
もし自分に合わなかったらどうしよう…
そんな考えが頭をよぎっていたのでとりあえず一週間で予約することにしました。
この後の話で出てきますが、結果的に僕は一週間を二週間に延長しました。
今では僕も最低三週間を推奨します。
効果があらわれるまで時間がかかるのと、効果があらわてからも状態は少しずつよくなっていくからです。
滞在期間が短いとせっかく効果が出始めたタイミングで帰ることになりかねないのです。
豊富温泉TIPS 初めて豊富温泉に湯治で行く場合、滞在期間はなるべく長く設定したほうがいい。 目安は最低三週間。 |
移動手段を決める
僕は東京に住んでいるので稚内までは飛行機(ANA)で行きました。
初めて行った4月は便数もかなり少なかったのですが、2回目に行った6月は増えていました。
4月に初めて豊富温泉に行ったときは稚内空港でレンタカーを借りました。
稚内は初めてだったし、観光も少ししたかったのが一番の理由です。
豊富温泉にはスーパーやコンビニがないので豊富駅まで買い出しに行くときもレンタカーがあると便利でした。
6月に行ったときもレンタカーを空港で借りたのですが、観光は4月にしてしまっていたので豊富温泉滞在中はほとんど車を使いませんでした。
最後に8月に行ったときはレンタカーは借りずに電車で稚内空港から豊富温泉まで行きました。
電車の場合、稚内空港からバスで稚内駅まで行き、そこから宗谷本線に乗ります。
ただ、宗谷本線は東京では考えられないくらい本数が少ないので飛行機のタイミングによっては4時間くらい稚内駅で時間をつぶすことになります。
それはそれで楽しかったです!
稚内駅のおみやげコーナーで売ってる「みかんのたまご」というお菓子を毎回お土産で買って帰っていましたが好評でした。
下の写真に写ってるやつは全部好評でしたが、特にみかんのたまご、流氷まんじゅうが個人的におすすめです。
宿泊場所を決める
滞在期間が決まったら次は宿を予約をすることにしました。
ネットを見ると豊富温泉の近くにはいくつか旅館やホテルがあるようでした。
僕は潔癖症で部屋の綺麗さにはこだわりたかったので“川島旅館”にしました。
結果的に正解でした。
川島旅館は2016年に建て替えたばかりでとてもキレイでおしゃれです。
豊富温泉にある宿泊施設の中では断トツにキレイです。
建物も綺麗ですが部屋も綺麗です。
毎日の清掃を丁寧にやってくれるので潔癖症の僕でも全然大丈夫です。
川島旅館の客室には基本的に洗面所はついておらず、トイレ・洗面器は共同です。
最初はこれが心配でしたが取り越し苦労でした。
トイレも洗面台も綺麗に保たれており、全く気になりませんでした。
連泊プランは朝晩とご飯がつきます。
おいしいです。
湯治中、僕は白米を制限していたので量は決して多くはありませんでしたが、健康的な量だったと思います。
朝ごはんは毎日似たような感じで夜はモダンと昔ながらの日本食のミックスのような健康的な献立でした。
宿泊客はアトピーの人ばかりではないのでアトピーに理想的な食事というわけにはいきませんが、少しでもいいものをという努力を感じることができました。
川島旅館はプリンが有名でおいしいです。
ソフトクリームもおいしいです。
本当はもっと食べたかったのですが、湯治中は甘いものも制限していたので、僕は結局2回しか食べませんでした。
肝心の温泉ですが、僕はかなり好きです。
源泉はふれあいセンターやニュー温泉閣と同じだそうです。
ふれあいセンターは油をお風呂のお湯に足しているので油の量は川島旅館の方が少ないです。
お風呂は三つあります。
屋内二つに露天風呂が一つ。
屋内は一つが暖かくて、もう一つが常温(加熱していない)です。
湯治はある程度長い時間(1時間が目安)お風呂に入らないといけないので常温のお風呂があると助かります。
僕は暖かいのと常温のを交互に入るようにしていました。
それが一番効果があったように思います。
川島旅館のお風呂は温度調整が難しいようでたまにめちゃくちゃ熱かったりしました。
日中は必ず誰かがフロントにいるのでそういう時は遠慮せずに電話で温度を調整してもらった方がいいと思います。
僕は豊富温泉に合計3回行くことになりましたが全部川島旅館に泊まりました。
なので、他のホテル・旅館についてレビューすることはできませんが、他の人から聞いた話などを踏まえた僕の印象とともに紹介しておきます。
湯快宿
とにかく安い!
そこそこ新しいので部屋も綺麗だと聞きます。
部屋も広く、長期滞在や家族連れに適しているという意見が多いです。
ご飯の提供はないので自炊する人が多く、そのための調理器具はある程度揃っているという話です。
湯快宿自体には温泉はないので、ふれあいセンターの温泉に通う人がほとんどです。
湯快宿からふれあいセンターまでは100mくらいなので苦にはならない距離だと思います。
ニュー温泉閣ホテル
川島旅館の目の前、ふれあいセンターとも目と鼻の先にあります。
建物は古く、おそらく部屋も年季が入っていると思います。
1階には食事スペースがあって、お昼を食べに来る人がそこそこいたのでおいしいのだと思います。
売店もあって、無添加の食品やオーガニックの紅茶など、アトピーの人のことを考えた品ぞろいには感心しました。
ニュー温泉閣には温泉があります。
源泉はふれあいセンターや川島旅館と同じだそうですが、温度が他のところに比べて高いという声を聞きます。
ホテル豊富
温泉街の中心から少し離れたところ(200-300m)にあります。
ホテルの前はジョギング中によく通りましたが実際にホテルに入ったことはないのであまり情報はありません。
聞くところによると、そこそこ綺麗で豊富温泉の宿泊施設の中では一番ホテルっぽいらしいです。
ホテル豊富にも温泉はありますが、源泉がふれあいセンター・川島旅館・ニュー温泉閣とは違うそうです。
良いか悪いかは情報が少なくわかりません。
ホテル豊富に泊まったことがある人によると、ホテル豊富の良さは綺麗で各部屋にトイレがあり、温泉にはサウナがあることだそうです。
温泉は広く、温度は高め、油は薄目とのことです。(情報ありがとうございます!)
今度豊富温泉に行くことがあれば試しに入ってみたいと思います。
予約は早めにするのがいい
泊まりたい施設が決まったらまだ先の予定が決まっていなくても早めに予約をとることをお勧めします。
11月 – 4月頃は比較的予約もとりやすいようですが、ゴールデンウィーク以降はまとまった予約がとりづらくなります。
また先の予定が決まっていなくてもまずは予約をするのがいいと思います。
予約をすることで豊富温泉に行く踏ん切りもつきやすくなります。
サイトでは満室となっていても最新の情報に更新されていなかったりするので直接電話をしてみるのもいいと思います。
豊富温泉TIPS 宿の予約は1-2か月前にしておく |